スペルカードの枚数の統計(その2)

 このブログの最初の記事はスペルカードの枚数についてでした。その時にNORMAL以外のデータも取ったのですが、公開しないまま1年以上過ぎてしまいました。というわけで、早速EASY、HARD・LUNATICのスペルカードの枚数の表を掲載します。

 なお、条件によって出現しないことがあるスペカは0.5枚としています。また、HARDとLUNATICの枚数はどの作品も全く同じでした。今回も間違っている可能性があるので間違っていたら指摘してください。さて、この表だけでも気になる点はいくつかありますが、レベルの間の比較をしたいので、先程の2枚の表を元に、LUNATICの枚数とEASYの枚数の差を表にしました。当然ですが、全ての作品の全ての面でLUNATICの方がEASYより枚数が多いか同じです。

 さて、まず紅魔郷神霊廟で差が大きいことが分かります。特に紅魔郷のEASYは、他の作品のEASYと比べてもそれぞれの面で1枚以上スペカが少なくなっています。なお、NORMALとLUNATICの差は1面道中と4面ボスに各1枚で、比較的少ないです。

 続いて面ごとに見ていきます。まず、枚数の差の平均は道中で約1.17枚、ボス戦で約0.96枚と、道中の方が多くなっています。スペカの枚数自体はボスの方が圧倒的に多いので、道中が枚数の調整に使われていると言えるでしょう。なお、鬼形獣以降道中のスペカが消滅したことに伴い、EASYとLUNATICの枚数の差もなくなりました。まだ2作品だけなので今後復活する可能性もありますが。EASYとLUNATICの差が最も大きいのが1面道中で、EASYでは一度もスペカが使われたことはないのに、LUNATICでは紺珠伝までほぼ毎回スペカが使われていました。神霊廟は1面中ボスが幽霊(火の玉?)なので代わりに1面のボス戦で枚数差が発生しています。また、神霊廟を除けば1面と3面以外で道中にスペカの枚数の差はありません。

 

 最後に趣向を変え、難易度に関係なくスペカの名称の数を調べました。つまり、複数の難易度で同じ名称のスペカが使われていれば1枚と数え、名称が違えば別々に数えます。なお、妖々夢は全てのレベルで全て異なる名称のスペカが使われていますが、"-easy"など難易度を付けただけで区別しているものは同じ名称として扱っています。こちらがその表です。

 作品別に見ると、特に多いのは妖々夢永夜抄です。妖々夢はPHANTASMがあり、永夜抄にはラストスペルやラストワードがあるのが主な理由でしょう。また、地霊殿以降は単調に減少し続けています。難易度ごとのスペカの枚数よりも速く減少しているので、難易度ごとに名称を変えるスペカが減っていると言えるでしょう。また、面ごとに見ると、4面ボスと6面ボスが特に多くなっています。4面は分岐がある場合それぞれのルートを別々に数えているので、その影響が大きいです。

 

 全体のまとめなどは特にありませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。